フットメザとは?
フットメザとは、ブラジル生まれのテーブル上で行うサッカーです。 ブラジルにでは大変ポピュラーなスポーツでたくさんの愛好者がいます。 サッカー好きたちが洋服の大きなボタンを選手に、小さなボタンをボールに見立てて 試合をしたのが始まりです。 やがて、選手用のボタンには時計のフタが使われるように なりました。 その後、様々な改良が加えられて、現在の”ボタン” となりました。 初めは平らだったボールもだんだんと球体へと変わっていきました。
フットメザのルール
フットメザとフィールドサッカーには多くの共通点があります。 チームは10コのボタンとゴールキーパーで構成され、それぞれ異なるカラーのユニフォームで分かれます。ボタンをフィッシャと呼ばれる道具で動かし、ボタン間でボールをパスしながらゴールを目指します。 フィールドサッカーと同じように、センターマークからのキックオフ、 コーナーキック、スローイン、 間接フリーキック、 PKもあります。
ブラジル人はフットメザでサッカーを学ぶ
戦術を立てるのも、 攻撃するもの、守るのも自分。チームの勝敗は全てプレーヤー自身の手の内にあります。 ボールを支配するのには指先の繊細さが必要とされ、ゴールを決める時は手が震えます。 ピッチで起きる全てのことを観客として目にしながら、ピッチ上でプレーする選手やチームを指揮する監督のような緊張感を味うことができる。 それがフットメザです。
フィールドサッカーの選手もフットメザから多くのことを学ぶことができます。 論理に基づいた組み立て、アイデア (頭) と手先 (運動) の連動、失敗の許されない試合中の重要な局面でも冷静に集中力を保つ能力、メンタルコントロールが養われます。
フットメザにあってフィールドサッカーにない長所は、プレーヤーの年齢、性別、体重などの身体的な違いに関係なく誰とでも公平に対戦できることです。フットメザのピッチの上では誰もがみんな平等です。
Futmesa Japan
日本テーブルボタン サッカー協会
会長 ハーレ 田中硬一